2016/12/08 2017年 電子カルテ購入シェアランキング
電子カルテは、近年開業される先生の9割が導入しており、クリニック運営に欠かせないシステムとなっています。 今年度も過去3年以降に電子カルテを購入された開業医500人のアンケート結果をもとに、恒例の「クリニック向け電子カルテ特集」を、4回シリーズでご紹介いたします。
第1回目の今回は、開業医に聞いた最新の購入シェアランキングです。メーカー間の競争が激しくなる中で、昨年と比べてシェアの変動があったのか注目です。
上位は安定した人気を得ている一方で、メーカーの数が多く、先生がたの選択も多様化しているため、全体的にシェアの差が小さくなっている傾向にあります。パナソニ ック ヘルスケア(旧三洋電機)は7年連続1位となりました。今回の調査では、富士通が昨年度よりシェアを広げ3位となりました。
パナソニック ヘルスケア(旧三洋電機) (Medicomシリーズ) | |
前年度1位 → |
デモ・面談後の平均評価点:4.0点(101/評価数) |
カスタマイズに関して、派遣専属担当者が診療中からスタンバイしてくれ、そのつどモディファイできる。 |
BML (QUALIS)(MedicalStation CLINIC) | |
前年度2位 → |
デモ・面談後の平均評価点:4.1点(96/評価数) |
患者が今検査待ちなのか、診察待ちなのかなど、はっきり分かるように色分けができる点。 |
ユヤマ (Brain Boxシリーズ) | |
前年度6位 ↑ |
ラボテック(SuperClinic) | |
前年度4位 ↓ |
【アンケート概要】 | |
対象 : | m3.com 医師会員で、2013年以降に電子カルテを購入された開業医 |
調査方法 : | m3.com 医師会員向けインターネット・アンケート |
調査期間 : | 2016年11月 |
サンプル数 : | 500件 |
<次回予告>
次回は先生方の「導入後の満足度」を中心にお届けいたします。
配信は2016年12月22日(木)の予定です。どうぞお楽しみに。