m3.com開業・経営　診療所向け電子カルテ利用実態調査

【調査項目】導入機種、満足度、製品評価、導入の決め手など
【調査対象】m3.com 医師会員で、過去3年以降に電子カルテを購入された開業医
【調査方法】m3.com 医師会員向けインターネット・アンケート
【調査期間】2010年～2015年　サンプル数 : 500件（各年共通）

サポート体制と価格のバランスが重要

上のグラフは、2010年から2015年までの電子カルテ導入の決め手の順位の変動について表したものです。
電子カルテ導入の決め手では、実際に導入された先生に、「最も決め手になったポイント」を1つだけ選んでいただく設問になっています。

ここ6年間の結果をみると、サポート体制が最大のポイントだったという回答が常に上位を占めています。電子カルテは導入して終わりではなく、日々の診療で問題なく使えることが重要になります。 万が一の場合に素早く対応できる体制がとれているかという観点は外せないとお考えの先生が多いようです。次点は、やはり高額のシステムということもあり、価格がリーズナブルかで選んだ先生が多い結果となりました。

どのポイントを優先して電子カルテを選ぶべきかをご紹介した「電子カルテ タイプ別診断」もご参考になさってはいかがでしょうか。

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2015年	AI･CLINIC
2014年	WINE STYLE （SJメディカル）	詳しく見る»
2013年	AI･CLINIC
2012年	システムロード（RACCO電子カルテ）
2011年	システムロード（RACCO電子カルテ）
2010年	システムロード（RACCO電子カルテ）

導入後の満足度1位はカスタマイズ性も高評価

満足度の算出方法は、3年以内に診療所向け導入された先生に、実際に導入した機種の満足度を100点満点で評価していただき、その平均点が高い機種でランキングを算出しております。

2014年1位のWINE STYLE （SJメディカル）は、日医の標準レセコンORCAに対応しており、Apple社のMac専用のモデルです。Macユーザーの先生から高い指示を受けて満足度1位となりました。

2015年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»
2014年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»
2013年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»
2012年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»
2011年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»
2010年	Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））	詳しく見る»

シェア1位は過去6年間不動

購入シェアは、導入機種名を伺い、導入件数が高い順にランキングを算出しております。この部門では、Medicom-HRIII（パナソニック ヘルスケア（旧三洋電機））が調査開始以来不動の1位となっております。レセコンの普及率でもトップクラスということもあり、一体型になった電子カルテということで高い人気を誇っています。

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