2013/06/06 「ORCA」 を知る
先生は、日本医師会が医療現場の IT 化を目指して提供する 無償のレセプトソフト 「ORCA」 ※ をご存じでしょうか。
「ORCA」 は、現在 12,000 件以上の医療機関が利用するレセプトソフト で、各医療機関の医療情報が標準化し、誰にでも安心・安全に共有・活用され、事務現場の効率化、ひいては日本の医療の質の向上・発展を目指し提供されています。
今回は、「ORCA」 に関する医師の認知度とともに、具体的な魅力にせまりたいと思います。
※ パソコンなどの機器や通信環境、事業者によるサポートは別途費用負担が発生します。
日本医師会が提供する無償のレセプトソフト 「ORCA」 は、開業医の先生の中では 認知度が高い (常識になりつつある) ことがうかがえます。
勤務医と違い 開業医=経営者 となりますので、これから開業を検討される先生は医業収入のベースとなるレセプトを早めに意識し、「ORCA」 をベースに、電子カルテの導入や各種モダリティなどと連携したクリニックの IT 化を検討することもよいかもしれません。
開業済みの先生にとっては、無償のレセプトソフト 「ORCA」 の活用は、クリニック経営にとてもよいインパクトがあるでしょう。
それでは、この機会に利用者が多く認知度の高い無償のレセプトソフト 「ORCA」 の魅力を探ってみましょう。
無償提供だと使いづらいのでは? 機能が制限されているのでは? と、思われる先生も多いかと思います。しかし日本医師会が提供する 「ORCA」 は、すべての機能が無償で使えます。
「ORCA」 の代表的な特徴を紹介します。
日本医師会では常に薬などの最新マスタ、最新のプログラムを公開しています。これらはインターネットなどのネットワークをつうじてお手軽に随時入手することができます。
随所に自動算定・自動表示を取りいれていることから、入力もスムーズにおこなうことが可能です。
「ORCA」 はソフトウェアの大部分を日本医師会が開発し、無償公開しています。このため、導入時のみでなく、定期的にパソコン・プリンタなどのハード (機器) を入れ替えるだけで、長期間経済的な運用ができます。
2002 年以来、先行使用いただいている医療機関から多くの要望を取りいれ実装してきました。これからも、さらなる使い勝手の向上を日本医師会は約束しています。
「ORCA」 は、厚生労働省のレセ電マスタを採用しているので、点数や項目の間違い (固定点数誤り) がありません。
日本医師会の Web サイトでは、以下のような医療機関に導入をすすめています。
あてはまる先生は、導入をご検討されてはいかがでしょうか。
「ORCA」 と連携する電子カルテやクラウドサービスなどをご紹介します。
診察内容や検査結果、処置行為などを 「ORCA」 と連携することで、会計をスムーズにすることも可能です。この機会にお問い合わせいただき、「ORCA」 の魅力をぜひご体感ください。
Windows/Mac を問わない、マルチ対応型の電子カルテ
マルチプラットフォームに対応しており、サーバー設置型・クラウド型から選択。CR、CT、超音波診断装置、内視鏡、心電計などの各種モダリティ接続も可能。