2015/11/26 医療機器の売却
医療機器を長期間使用していると、新しい機器への買い換えや廃棄が必要になる場合があります。その際、使用年数が5年~10年以内の医療機器は売却できる場合があります。費用を払って廃棄するよりも経済的にもメリットが大きい医療機器の売却についてご紹介します。
医療機器を売却したご経験について開業医の先生にアンケートを実施しました。
調査期間 2015年11月13日~16日 n=85
約10%が売却経験済み。25%は売却できることを知らず
開業医の先生に医療機器の売却経験について伺ったところ、実際に売却した経験をお持ちの先生は約10%でした。経験はないが機会があればしてみたいという先生は31%いらっしゃいました。また25%の先生は医療機器を売却できることをご存じありませんでした。
医療機器を売却した経験がある先生は少ないことが分かりました。それではどのようなケースに医療機器を売却するメリットがあるのでしょうか。
■購入したが使っていない
医療機器をしたものの、全く使用しておらず管理費用とスペースが無駄になっているケースです。売却によって無駄を省くことが可能です。
■新しい医療機器の買い替え
現在使っている医療機器を新しい機器に入れ替える場合は、売却で得られた資金を購入費用に充当する、いわゆる下取りが可能です。
■廃棄
移転や閉院などで現在使っている医療機器を廃棄する場合は、別途業者に廃棄費用を支払う必要があります。売却することで、廃棄費用を削減することが可能です。
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20%以上の先生が 先生に売れるなら売りたい医療機器をお持ちか伺ったところ、20%以上の先生が売却したい医療機器を持っていると答えました。 |
● 内視鏡(オリンパス、富士フイルム) |
● CT・MRI |
実際に医療機器を上手く活用された先生の事例をご紹介します。
【売却経緯】 新規移転による廃棄
【売却機器】 CT、MRI、内視鏡、エコー等
病院移転の際に、不要な医療機器の廃棄処分費用の見積書が¥10,000,000円で提示されていたが、買取機器代金と処理費用を相殺する事により、逆に病院様へ、¥3,000,000円のお支払い。その資金を新たな機器の購入費用に充当でき、当初の見積りと比較して¥13,000,000円分の費用効果があった。
【売却経緯】 買い換え
【売却機器】 超音波診断装置
クリニックの先生が、お知り合いの病院の新しい超音波診断装置の画像を見たところ、現状使用している機器よりも良さそうだと感じられ、買い換えを検討。既存の機器を売却することで、新しい機器への買い替え資金へ充当できた。
【売却経緯】 新規移転による廃棄
【売却機器】 全身用MRI撮影装置、電動ベッド、手術台、十二指腸ビデオスコープ、大腸ビデオスコープ等
病院を移転建替えする際に、不要な医療機器(新病院へ移設しない機器)の廃棄機器や産業廃棄物の処分費用を買取機器代金と相殺することにより、費用「0円」で処分できた。
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取材協力:(株)グリーンメディカル 2001年の創業以来、大病院からクリニックまで国内20,000件以上の取引実績があります。北は北海道、南は九州沖縄まで全国各地全てのエリアで対応しています。 |
代表取締役社長 |
今回は、医療機器の売却についてご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか? 現在お持ちの医療機器がいくらで売れるのか知りたいという先生は、査定は無料ですのでこの機会にお問い合わせください。