電子カルテ 2015年電子カルテ購入の決め手＆決め手別ランキング

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2014/12/18 2015年電子カルテ購入の決め手＆決め手別ランキング

第1回「開業医の購入シェアランキング」では、上位メーカーが安定的な支持を得ている結果となりました。
第2回は、「購入の決め手ランキング」をお伝えいたします。数ある電子カルテの中から、購入の決め手はどこにあるのか？重視すべき点は？購入医師のアンケート結果から、ランキング形式でお伝えしてまいります。

昨年度から上位項目は変わらないものの、購入の決め手1位の「サポート体制」が26%と、約 1/4 の先生がたが選択される結果となりました。
電子カルテシステムは診療から切り離せないだけに、診療時間中のトラブルなどを含め、運用後のフォローを重視されている先生が多くいらっしゃるようです。
2位～4位はほぼ同数になり、「価格が安い」「カスタマイズ性」「知人のすすめ」が選択されています。購入の決め手として「知人のすすめ」を参考にされる先生も多く、ユーザー同士の支持や意見交換を大事にされているようです。

長期間利用する製品についてサポート内容は重要なポイントです。最近では電話やメールなどのサポート以外にもリモートコントロールによるサポートなどもありますが、システムトラブル時の迅速な対応、サポートエリア（訪問可能）、サポート営業時間など、基本的な部分が先生の環境や状況にマッチしているかご確認のうえお選びください。

島津メディカルシステムズ(SimCLINIC T3)

東芝メディカルシステムズ(TOSMEC Aventy)

パナソニックヘルスケア(旧三洋電機)(Medicom-HRⅢ)

ビー・エム・エル(QUALIS)

ビー・エム・エル(MedicalStation CLINIC)

日立メディカルコンピュータ(Hi-SEED/Hi-SEED AS)

・	電話での問い合わせがいつでも可能、オンライン(リモート）でたいていのトラブルが解決する(島津メディカルシステムズ　内科)
・	当クリニックは日曜、祝日も診療しており、その日もサポートをしてくれる為（東芝メディカルシステムズ　小児科)
・	トラブル時すぐに解決してもらえる(パナソニックヘルスケア　内科)

価格には「導入費」と「運用費（保守・サポート）」の両面を検討する必要があります。長期間利用される電子カルテを「安さ」だけで選ぶことはオススメできませんが、コストはクリニック経営上でも重要なポイントです。

ライフサイエンスコンピューティング(OpenDolphinクラウド)

シィ・エム・エス(Doctor's Desktop)

グローバルソフトウェア(イージーカルテWEB2.0)

日立メディカルコンピュータ(Hi-SEED/Hi-SEED AS)

島津メディカルシステムズ(SimCLINIC T3)

・	安価、自作できる(ライフサイエンスコンピューティング整形外科)
・	見積で安く出た(サポート体制含めて)(シィ・エム・エス　小児科)
・	保守料が安かった(日立メディカルコンピュータ　内科)

導入時に外部連携システム（医療機器、検査機器など）を考えていない場合でも、今後必要になる可能性を考慮して、選ぶことをオススメします。

グローバルソフトウェア(イージーカルテWEB2.0)

三栄メディシス(DearDr.)

島津メディカルシステムズ(SimCLINIC T3)

日立メディカルコンピュータ(Hi-SEED/Hi-SEED AS)

パナソニックヘルスケア(旧三洋電機)(Medicom-HRⅢ)

・	画面が簡潔で、使いやすくできる(グローバルソフトウェア　皮膚科)
・	カルテの見易さ、画像との連携(島津メディカルシステムズ　内科)
・	皮ふ科アレルギー科の診療スタイルに適しており、使いやすい(日立メディカルコンピュータ　皮膚科)

知人の意見を参考にされる先生も多く、ユーザー同士の支持や意見交換を大事にされているようです。使い方も共有できるため、安心できますね。

ビー・エム・エル(QUALIS)

ビー・エム・エル(MedicalStation CLINIC)

富士通(HOPE/EGMAIN-RX)

ユヤマ(ブレインボックスＶⅢ)

シィ・エム・エス(Doctor's Desktop)

日立メディカルコンピュータ(Hi-SEED/Hi-SEED AS)

・	検査との関連性、back　up体制(ビー・エム・エル　脳外科)
・	使いやすさとサポートと値段の一致(富士通　皮膚科)
・	あまりネガティブな要素がなかった(ユヤマ　産婦人科)