購入の決め手ランキングは、昨年度と大きく変わり、入力時間を除く項目すべてで順位変動が見られました。
1 位は 「サポート体制」、そして昨年度 1 位だった 「知人のすすめ」 は 4 位と順位を大きくさげる結果となりました。「価格が安い」 は 2 位で、変わらず上位をキープ。カスタマイズ性は昨年度 5 位から 3 位へと順位をあげています。

「サポート体制」「カスタマイズ性」「知人のすすめ」 が上位をしめていることからも、資料やパンフレットだけでは把握しづらい点が、購入の決め手になっている傾向がうかがえます。
多くの製品がある中で、まずは広く製品に目をとおし、把握しづらい点は、デモや担当者との面談が欠かせないようです。

では次に、それぞれ ‘決め手’ の上位にラインクインしたメーカーを見ていきましょう。

	富士通 (HOPE/EGMAIN-RX)
	パナソニック ヘルスケア (旧三洋電機) (Medicom-HRII)
	セコム医療システム (ユビキタス・電子カルテ)
	シィ・エム・エス (Doctor's Desktop)
	東芝メディカルシステムズ (TOSMEC TRINITY SV)
	これまでのデーターの移行が簡単 (富士通 内科) メールその他の問い合わせに迅速に対応してくれる。 (セコム医療システム 内科) 対応が早い。(東芝メディカルシステムズ 内科)

	ライフサイエンス コンピューティング (OpenDolphinPro)
	ダイナミクス (Dynamics)
	三栄メディシス (TRITON)
	島津メディカルシステムズ (SimCLINIC T3)
	テクノプロジェクト (CIMA Chart)
	安価でカスタマイズが可能。業者の高いアップデート費用がいらない。満足しています。 (ライフサイエンス コンピューティング 外科) メンテナンス料がリーズナブル (ダイナミクス 内科)

	島津メディカルシステムズ (SimCLINIC T3)
	AI・CLINIC
	NTT ME (Future Clinic 21 ワープ)
	SJI (Wine Style)
	ライフサイエンス コンピューティング (OpenDolphinPro)
	手書きであること、処方などでセットをあらかじめ作成しておくことが容易であったこと。(NTT ME 皮膚科) 気づいた点をその場で変更・カスタマイズできる自由度が高い (SJI 小児科)

	ユニコン (ユニカルテ)
	セコム医療システム (ユビキタス・電子カルテ)
	シィ・エム・エス (Doctor's Desktop)
	三栄メディシス (TRITON)
	ビー・エム・エル (MedicalStation CLINIC)(QUALIS)
	画面が手書きでき使いやすそうだから (ユニコン 内科) 外注検査結果があまり滞り無くオンラインでカルテに入る。レセコンと一体。 (ビー・エム・エル 産婦人科)

「サポート体制」「カスタマイズ性」「他システム連携」 が順位を伸ばしていることから、導入実績や企業規模などよりも、自分自身にとっていかに使いやすいシステムであるかという点が、購入の決め手になっているようです。