2013/08/28 選ばれる医院でありつづけるために
近年、高度な急性期医療等は中核病院、軽度な急性期医療をはじめとした地域医療はクリニックで行うなど、機能分化によりクリニックの存在は重要度を増しています。
一方で、全国のクリニック数は10万を超え、クリニック間の患者の獲得競争が進んでいることも事実です。
そこで今回は、患者から選ばれる医院であり続けるために、クリニックにおける空間戦略術 を部屋別・診療科別にお届けします。
まず初めに、多くのクリニックで共通する「外観・外構」「アプローチ・出入り口」「待合室」に焦点を当ててご紹介。
患者にとって、また地域住民にとって、居心地が良く印象に残りやすい空間戦略。
開業医の先生はご自身のクリニックと比較しながら、またこれから開業される先生はこちらの戦略をご参考にクリニックデザインを進められてみてはいかがでしょうか。
医院の外観は看板代わりにもなるものですから、道を行く人や車で移動する人にアピールするデザインが望まれます。外壁の塗り替えや貼り替えだけでもイメージを一新することはできますが、同時に、時計塔、煙突など視覚的に印象に残るものを加えると、さりげなく医院の存在をアピールするのに効果的です。
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アプローチは、安全性の確保を前提に、原則としてスロープと手すりが必要です。また、最近は下足のまま出入りするスタイルが増えています。スリッパの共用による院内感染を防ぎ、履き物の履き違いもなくなり、スリッパや下足の収納が不要になるといった利点があります。
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「女性の患者が気軽に入れる医院」をイメージしたエントランスは、サインも優しく華やか。 | 駐車場、アプローチは道路から段差を無くし、手すりも完備。 |
待合室は“医院の顔”ともいえる場所です。直接、診療に関係しない空間ですから、大胆な吹き抜けを設けるなどインパクトのあるデザインで、印象深い空間に仕立て上げたいところです。広さは1日の患者数を予測して決めることになりますが、20 ~ 30m2(12~18 畳)程度が一般的です。椅子は、玄関と対面しないように配し、できれば患者さん同士の視線が正対するのも避けたいところです。
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待合室と受付。受付の壁はチェリー材の突き板パネル、カウンターは石目調。その他の内装仕上げも吟味して、 落ち着いた雰囲気を演出。 | 受付付近はフロントのよう。ピンクのソファ、 カウンターの木目、間接照明など あたたかな印象を与える。 |
診療科目によってそれぞれの空間戦略が必要になりますが、共通する項目も多々あります。
今回は、「内科」「小児科」に焦点を当ててご紹介します。
内科は、風邪のはやる時期などに患者さんが集中し、普段でも他科に比べて患者数が多い科目です。したがって、できるだけ患者を長く待たせずに、合理的に診療が行えるプランにすることが大切です。
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与えられた範囲内で最高のポテンシャルを発揮できる設計 (リチェルカーレ) |
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事業の安定性を見定める診療圏調査やマーケティングを実施 (積水ハウス) |
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東京地区限定 / 専門デザインチームが対応する医院設計 (旭化成ホームズ) |
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