2012/08/16 在宅医療の実態 1
昨今、非常に注目されている在宅医療。
本特集では、アンケート結果を基に、2010年10月のアンケート結果と現在で、どのような変化があるのかを探っていきます。
また、実際に在宅医療を提供されている開業医の先生が、どのような理由ではじめられたのか、実際に困っていることは何かなど、具体的に迫っていきます。
【アンケート概要】
調査期間 : 2012年8月
対象 : 在宅医療(訪問診療)を実施している開業医
調査方法 : m3.com医師会員向けネット・アンケート
サンプル数 :121件
調査期間 : 2010年10月
対象 : 在宅医療(訪問診療)を実施している開業医
調査方法 : m3.com医師会員向けネット・アンケート
サンプル数 : 215件
2010年のアンケート結果と比較して、「患者さんの要望」や「往診の延長」という理由がトップなのは変わらない結果となりました。
患者様のニーズ、時代の流れと、需要に応える形で在宅医療をはじめられる傾向は根強いようです。
順位に大きな変化があったのは、「時代の流れ、医療の変化」や「やむを得ず(紹介、頼まれて)」といった項目で、在宅医療へのシフトという大きな流れを感じる結果となりました。
始められる際の不安というのは、「24時間対応」、「十分な医療提供」、「急変時の対応」がネックなのは2010年度と同じでした。また、約75%の先生が何かしら不安を持っているという結果となっています。
2010年度と比較して、上位で順位を上げたのは「十分な医療提供が出来るか」と「その他」でした。「その他」では、診療報酬の請求方法や、車での移動や駐車場の問題など、非常に具体的な内容が見受けられます。仕組みや体制が不十分な中では、在宅医療を実施する先生の支援サービスや、診療を補助するカルテや機器などを上手く活用することも、先生の負担を減らす方法なのかもしれません。
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![]() ![]() セコム医療システム |
夜間(18時~9時)、休日(休診日)にクリニック宛にかかってくる電話を、転送により、まずセコムナースセンターの看護師がお受けします。電話待機のために事務員を増員することなく、先生・患者様・ご家族にとって安心できる環境をお手伝いします。 |
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![]() ![]() GEヘルスケア・ ジャパン |
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![]() ![]() ライフサイエンス コンピューティング |
OpenDolphinProはiPad/iPhone対応の電子カルテシステムです。往診先でも患者データを閲覧しながら診察できます。低価格で始められる「ローカルモデル」とインターネットを利用する「クラウドモデル」の2種類をご用意しております。 |
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![]() ![]() テクノプロジェクト |
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![]() ![]() ユニコン |
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【アンケート概要】
対象 | : |
m3.com会員医師会員で、在宅医療を実施されている開業医 |
調査方法 | : |
m3.com医師会員向けネット・アンケート |
調査期間 | : |
2012年8月 |
サンプル数 | : |
121件 |
次回は、在宅医療における困っていること、改善したいこと、について具体的にご紹介していきます。
2012年8月30日(木)掲載予定です、どうぞお楽しみに!