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電子カルテ

2018/06/07   2018年版 電子カルテ特集3 購入シェア伸び率トップ5

2018年クリニック向け電子カルテ特集

第3回 購入シェア伸び率トップ5

昨年実施した電子カルテ実態調査より、1年間のシェア伸び率が良かった電子カルテに注目しました。

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2016年~2017年 電子カルテ購入シェア伸び率

1

デジカル(DigiKar)

デジカルを選択した回答者の89%が「価格の安さ」と「クラウド型であること」を購入の決め手にあげており、比較的最近出始めたクラウド型の電子カルテが認知されていることがうかがえます。また、AIによる自動入力で作業が楽になった、回転率が上がった、など効率化についての意見もあげられました。

導入している医師が「良かった」と感じたポイント

クラウド型が良い。端末の設置場所が自由。(小児科)
学習機能がついており、よく選ぶコマンドは上位にくるので効率的。(外科)
価格が安い、メンテナンスが簡単、サポート体制がいい。(精神科)
Macでストレスなく使用でき、iPadアプリを紙カルテのように使える点が秀逸。 (整形外科)
2

ラボテック
(SUPER Clinic)

ラボテックを選択した理由として、導入当時往診対応機種が少なかった、無床クリニックに特化した電子カルテであった、などの意見が見られました。

導入している医師が「良かった」と感じたポイント

ドラッグ&ペーストがしやすく使いやすい。(皮膚科)
無床クリニックに特化した電子カルテだから。(外科)
基本のカスタマイズがしやすい。(外科)
3

キヤノンメディカルシステムズ
(TOSMECシリーズ)

キヤノンメディカルシステムズを選択した回答者の自由回答では検査機器との連携がスムーズである点があげられた他、価格については「高い、安い」と分かれた意見が見られました。

導入している医師が「良かった」と感じたポイント

内視鏡 エコーなどの画像が自由に使える。(内科)
CT、エコー等の検査機器との接続が優れていた。
(外科)
サポート体制が整っている。(内科)
4

シィ・エム・エス
(Doctor's Desktop
シリーズ)

シィ・エム・エスを選択した回答者全員が、購入の決め手として重視した点に「 ORCA(日医標準レセプトソフト)と連携する」をあげています。重視した理由として、新規採用職員でも使いやすい、過去の情報をある程度共有できる、などの意見が見られました。

導入している医師が「良かった」と感じたポイント

ORCAを自分で使用できること。患者検索が楽になったこと。(内科)
パネルを使った柔軟なカルテ作成システムがよい。ORCA連携であること。(小児科)
サポート体制が充実していた点。(内科)
5

富士フイルムヘルスケアシステムズ(旧:日立ヘルスケアシステムズ)
(Hi-SEEDシリーズ)

富士フイルムヘルスケアシステムズ(旧:日立ヘルスケアシステムズ)を選択した回答者からは「レセコン一体型」について評価する意見が見られました。

導入している医師が「良かった」と感じたポイント

レセコン一体型で、操作性が良い。(内科)
レセプトチェック機能が充実しており、レセプトがやりやすくなった。(小児科)
タブレット画面に直接手書き入力できる。(産婦人科)

【アンケート概要】

対象 : m3.com 医師会員で、2013年以降に電子カルテを購入された開業医
調査方法 : m3.com 医師会員向けインターネット・アンケート
調査期間 : 2017年11月
サンプル数 : 500件