2014/07/31 開業ロードマップ(第1回)
開業を検討し始めた際、どのように準備を進めるのか、またどのようなポイントに気をつける必要があるのか、誰もが気になるのではないでしょうか?
今回は開業ロードマップとして、いくつかの重要なポイントに焦点を当ててご紹介。各分野のプロフェッショナルによる解説を元に、開業を検討する際の一助としてぜひご覧ください。
[制作協力] リスクマネジメント・ラボラトリー / MMS
クリニック開業支援フェア 2014
主催:株式会社リスクマネジメント・ラボラトリー
開業はゴールではなく、新たな事業のスタート
開業を考え始めてから検討しなければならない事項を、タイムテーブルに従い、各専門家による実務的な内容で開催致します。
■日時:2014年9月21日(日) 10時~17時 / ■場所:東京国際フォーラム(ガラス棟)
開業をしようと思った際、まずは何から始めるべきでしょうか。
主な流れを元にご紹介します。
開業はゴールではなく、事業のスタートです
無理な事業計画を基に開業したが、数年で閉院を選択する事例が増えています。開業後、事業が軌道に乗るまでの時間が以前より確実に掛かるようになっています。このような開業環境下では、開業後の運転資金をきちっと確保することが不可欠です。
開業を目的とした事業計画ではなく、厳しい現状を見据えた堅実な事業計画を立てなければなりません。
MCS税理士法人
丸山 定夫税理士
診療所10万件の時代、
必ず競合する医療機関が傍にいます
患者さんが診療所に通い易いと感じる距離感は、徒歩、自転車で15分という統計数値が出ています。
診療圏調査では、その距離を一次診療圏と言いますが、その一次診療圏内にどれだけの患者さんとなる人口が存在するかを推定するのが診療圏調査です。
若年層、老人層の人口を推定することで、開業の可能性を確認する必要があります。
日本医業総研
植村 智之氏
先生の想いがひとつ形になる瞬間です。目指す診療方針が実現できる環境、またスタッフが働きやすい環境、また患者様に親しみを持っていただける環境を整えましょう。
内装を検討する際に必ず考えなくてはいけないことのひとつが、電子カルテや医療機器等の設置場所。診療導線も考慮しながら、検討・計画を進めましょう。
開業=経営者へと変化、賠償責任も変わります。
損害保険の見直しは必須です。
勤務医から開業医へとなることで、先生方が引き受ける責任の量や額は劇的に変化します。誰かが解決してくれるのではなく、自分が解決していかなければならない問題も増えてきます。診療所を取り巻くリスクは多様化していますので、それぞれに補償を考慮する必要があるでしょう。保険から払われると思っていたのに・・・ということの無いよう、確認しておきましょう。
リスクマネジメント・
ラボラトリー
清水 英孝氏
次回は、「集患対策」 「職員採用」 を中心にお届けします。ぜひご覧ください。
ご存知の通り、クリニックを取巻く経営環境はとても厳しくなっています。開業する、ということは診療だけではなく経営も行っていくということですから、経営環境に関して無関心ではいられません。
最近開業された先生から
■ この物件なら大丈夫といわれたけど、診療圏調査結果ほど患者が来ない
■ 周りにも同じ科目の先生がいて、なかなか患者を集められない
■ 病院勤務時代の患者さんがついてきてくれなかった
■ 自院の特徴を出したいのだが、どうしてよいかわからない
■ 家族が手伝ってくれず、手一杯で休むこともできない。
■ 事業計画通りに行かず、手元資金が枯渇しそうで心配だ
などのご相談が寄せられます。
上記のようなケースの多くは開業までの準備に問題があったといわざるを得ません。
厳しい経営環境の中、クリニック経営を成功させるには開業後の努力はもちろんですが、開業前の準備がより重要です。
開業準備を始められた先生も。これから始められる先生も、一度立ち止まって、ご自身の準備状況を俯瞰してみていただくことをお勧めします。
<当日のコンテンツ例>
■広告・集患対策 開業前から集患対策の実施が必要。その具体的ノウハウを説明します。
■損害保険 開業すると様々な損害保険の加入は必要となります。その掛け方で保険料や保障内容に大きな差が出ることが殆ど知られていません。
■事業承継 税理士による事業承継セミナー
■無料相談会 税理士等の専門家による無料相談ブースを開設します。
エム・クレド |
MBS |
グラム |
クレアメディコ |
セコム医療システム |
タカラメディカル |
東邦薬品 |
日本医業総研 |
日本調剤 |
日本レーベン |
マツモトキヨシホールディングス |
メディヴァンス |
薬樹 |
ルーチェ・コンサルティング・サービス |