2017/05/11 患者さん1786名に聞いた 男女や年代で受診行動は変わる?
ネット上で医師に相談できるAskDoctorsの会員を対象にインターネットアンケートを行い、男性591名、女性1195名の合計1786名から回答を得ました。
【対象】AskDoctors会員
【調査方法】インターネット・アンケート
【調査期間】2017年2月
【サンプル数】1786件
ネットで医院を見つける中高年が増加傾向
医院を何で認知したかという認知経路を聞いたところ、20代、30代はインターネット(医院のHP、口コミ検索サイト)との回答が55%で最多となりました。一方で40代でも47%(昨年同時期調査では42%)、50代は40%(同33%)となり、中高年層でも医院のホームページや口コミサイトを見て来院をする層が増えている傾向があることがわかりました。60代以上では、通院の利便性の問題もあり最寄を選んだ層が40%と最も多くなりました。比較して選ぶ層が減少傾向
通院するクリニックを比較して選ぶかという質問には比較層(非常によく比較する、ある程度比較する)は30代が最も高く80%となりました。ただ前回2016年の調査時は84%でしたので、若干減っています。また全年代で比較すると答えた層が減少していました。男女比では男性は比較すると答えた層が62%(前回67%)、女性は79%(前回80%)となりました。医療圏の特徴による差異は?
都市型と郊外型では医療圏の広さも異なります。都市型の代表として東京、郊外型の代表として北海道の回答を集計した結果、大きな差異はありませんでした。もっとも差が大きかった項目は、友人、知人から医療機関の情報を聞いたが東京9.8%、北海道21.1%となり、リアルな口コミが郊外型ほど重要といえそうです。