クリニックの譲渡後は趣味の釣りを満喫
現在は趣味の釣りを楽しんでいらっしゃいます。
木下 行洋先生
クリニック継承を検討したきっかけ
きっかけのひとつは、年齢的に医療過誤を起こすことが嫌でした。
僕がお金のことが分からないため全て税理士にお願いしていました。
ただ給与の支払いなどは家内に任せていたところ、
家内が病気してから事務作業が非常につらくなってきて、そろそろ限界だなと思っていたところ娘から「77歳で辞めたら?」と言われたのですが、78まで続けました。
肉体的には十分できたんですけどね。
72歳くらいまでは僕が手術をやっていたが73歳頃、後輩から「トラブルがあっても困るから自分が全部やります」と言われ、手術をお願いするようになりました。
エムスリーを選んだ理由
税理士の、知人の医師がエムスリーに継承をお願いして、都心のビルで診察をやっておられた先生らしいんですが継承がうまくいったと伺い、エムスリーにお願いすることにしました。
閉院ではなく継承を選んだ理由
通院されている患者さんの事を考えて継承がしたいと思いました。
継承がうまく行かなければ閉院しかないだろうと。
患者様が困ってしまうでしょ?放り出されてしまっても。
できれば継承する先生が僕の路線を継いでくれると、患者さんも困らないし継承して頂く先生にも良いだろうなと。
継承がうまく行かなければ閉院する以外にないと思っていたのですが、継承いただく先生を見つけて頂いたので譲ることができました。
税理士の先生からも閉院するより継承した方が損は少ないと伺ってました。
継承に対する不安
不安は一切ありませんでした。
継承については無知だったので、知っている方に任せる以外にないでしょ。
考えても動けるものじゃないので。
継承活動で大変だったこと
大変だったことは、ありません。
医師会に僕がA会員だったのを、B会員に変更して継承される先生をA会員に変更する、という手続きくらいです。
あとは、ハンコを押すだけ。
『ここ押せ』というところを押すだけ。
継承後の生活について
動いてないと駄目な性格なので、釣りに行かない日は庭の掃除など退屈はしてませんね。
釣りの頻度は増えました。
以前はお休みの日だけでしたから。月に、3〜4回程度。今は週に2〜3回行ってます。

エムスリー継承コンサルタントの印象
『お酒が好きな方だな』と思いました。
心を掴むことが大事だと思います。
全てに言えることですけどね、コミュニケーションを取る上で。