継承開業とは?
~継承開業によって得られるメリットって?~
継承開業とは、『医院を譲り受け開業すること』を指し、『開業リスクを抑えたい先生』にオススメの開業手法です。
- リスクを抑えて開業したい
- 初年度から一定以上の利益を出したい、安定した経営をしたい
- 開業までにかかる時間を短縮したい
といったお考えをお持ちの先生には、是非とも検討いただきたい開業プランと言えます。
m3.comの独自調査では、「“新規で開業を考えている医師の約70%”が継承開業を含めて検討している」という結果が出ています。
『なぜ70%もの医師が継承開業を検討しているのか?』 継承開業のメリットについて、新規開業との比較とともに解説いたします!
継承開業のメリット① 開業コストを抑えられる
新しく医院を立ち上げる場合、土地の取得費用や建物の建設費用、医療機器の購入費などの開業コストが、数千万円または億を超えてしまうことは珍しくありません。それだけのコストを掛けて開業を行うのは非常にリスクの大きいことだと思われます。
一方、継承開業であれば、開業コストを大幅に抑えることが可能です。また、既にかかりつけの患者様がいることで「(開業初期に必要な)経営が安定するまでの運転資金」も抑えられ、「広告費・マーケティング費」も低く抑えることができます。
「譲受のための費用(売手側への代金)」を考慮に入れても、『継承開業における開業コストは、新規開業に比べて低く抑えられる』ため、低リスクでの開業が行えます。
継承開業のメリット② 開業初年度から安定した売上・利益が得られる
一般的に新規開業を行う場合、『患者数がゼロ』の状態からのスタートとなります。経営が黒字化するための時間として、『約2年間は必要』とされております。
継承開業の場合は、かかりつけの患者様を引き継ぐことができるため、『開業初年度から売上・利益が見込める』状態からのスタートが可能です。医院によっては、「引継ぎ時に現院長に残っていただき、患者様の定着率がさらに高い状態で開業できるケース」や「早期の投資額回収が可能であるケース」、「増収増益の余地があるケース」などがございます。
※利益の推移は一例であり、経営状況により異なります ※上記は個人事業の場合であり、法人の場合とは異なります ※個人事業の場合は、上記利益から借入金の返済をおこなうことになります
継承開業のメリット③ 長く働き続けてきたベテランスタッフの雇用を引き継げる
近年、看護師やコメディカル等の人手不足が深刻化し、その人材確保の厳しさが増してきております。継承開業では、「これまで働き続けてきた看護師、事務スタッフ」をそのまま採用できるケースが多いため、採用コストを抑えられます。さらに、患者様にとっても、顔なじみの看護師に働き続けてもらうことは、大きな安心材料です。
新しく院長として働き始める先生たちにとっても、「その医院で長く働き続けてきたベテランのスタッフの存在」は頼りがいがあり、スムーズな開業を実現しやすくなります。
まとめ
継承開業には、上記のような3つのメリット(①開業コストを抑えられる②安定した売上を得ることができる③ベテランスタッフを引き継げる)があります。
もし現在、独立・開業を考えられており、「リスクを最小限に抑えたい」「初年度から安定的に利益を獲得したい」といった要望をお持ちであれば、ぜひとも「継承開業」をご検討ください。
その一歩として、下記の『継承開業案件一覧から先生に適した医院をお探しする』ことから始めることをオススメしております。