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電子カルテ

2023/03/08   【2023年版】クリニック向け電子カルテ購入シェアランキング

[2023年版]クリニック向け電子カルテ購入シェアランキング

毎年恒例の「クリニック向け電子カルテ実態調査」より、2023年の電子カルテ購入の動向をうかがいます。
過去4年の間に電子カルテを購入された開業医の回答を中心に購入シェア数をランキングにいたしました。

【総括】

クラウド型電子カルテのエムスリーデジカルが昨年に引き続き1位となり、2位はウィーメックス/旧PHC(Medicom-HRシリーズ)、3位はビー・エム・エル(Qualis/Qualis Cloud )と、こちらも昨年に引き続き同じ結果となりました。
クラウド型の製品がランキング下位から浮上、シェア数も増加しており、クラウド型電子カルテの普及が着々と進んでいる印象です。

総合ランキング TOP10

1 エムスリーデジカル(M3 Digikar)

前年比

(前年度1位)

シェア数

製品特徴

  • クラウド型
    電子カルテ
  • レセコン一体型
    /ORCA連動型

【優れていると感じたポイント】

  • 使い方がシンプル。
  • 導入費、運用コスト共に安価。
  • AI機能があるため、カルテ記載が楽。
  • クラウド型でアップデートが速い。
  • Mac、iPadで使える。
2 ウィーメックス/旧PHC(Medicom-HRシリーズ)

前年比

(前年度2位)

シェア数

製品特徴

  • オンプレミス型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • サポート体制がきちんとしている。
  • チェック機能が充実。操作しやすい。
  • データを院内サーバとクラウドの両方にバックアップできるハイブリッド型。
3 ビー・エム・エル(Qualis/Qualis Cloud)

前年比

(前年度3位)

シェア数

製品特徴

  • クラウド・オンプレ
    ミス型電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 検査結果との連動性。
  • サポート体制。
  • 未来カルテ機能。
4 富士通Japan(HOPEシリーズ)

前年比

(前年度5位)

シェア数

製品特徴

  • クラウド・オンプレミス型電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • セキュリティ対策とアフターサービスがしっかりしている。
  • 画面が見やすい。
  • 価格が安い。
5 EMシステムズ(MRNシリーズ/MAPs for CLINIC)

前年比

(前年度ランク外)

シェア数

製品特徴

  • クラウド・オンプレミス型電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 担当者の信頼性。
  • パネルが使いやすい。
5 ユヤマ(Brain Box/Brain Box Cloud)

前年比

(前年度4位)

シェア数

製品特徴

  • クラウド・オンプレミス型電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 次回検査の予約ができる。
  • 操作性が良い。
7 ダイナミクス(Dynamics)

前年比

(前年度6位)

シェア数

製品特徴

  • オンプレミス型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 価格が安い。
7 ラボテック(SUPER CLINIC IV)

前年比

(前年度7位)

シェア数

製品特徴

  • オンプレミス型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • カスタマイズしやすい。
  • 画面が見やすく、操作性が良い。
9 三栄メディシス(ドクターシンプティ)

前年比

(前年度ランク外)

シェア数

製品特徴

  • オンプレミス型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 維持費用が安価。
  • シンプルで使いやすい。
9 DONUTS(CLIUS)

前年比

(前年度ランク外)

シェア数

製品特徴

  • クラウド型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 自由度が高い。
  • 視認性がよい、バージョンアップが速い。
  • 直感的でわかりやすい。ORCAへの連携がスムーズ。
9 メドレー(CLINICS)

前年比

(前年度7位)

シェア数

製品特徴

  • クラウド型
    電子カルテ
  • レセコン一体型

【優れていると感じたポイント】

  • 使い勝手が良い。
  • ORCAを内包している点。

オンプレミス型を導入された先生からは、自由なカスタマイズ性の良さをあげられていました。一方、クラウド型を導入された先生からは、導入時・ランニングのコストとアップデートの速さ、シンプルな使い心地が良かった点として多くあげられております。
昨年に引き続き、オンプレミス型電子カルテ製品もクラウド型へ移行が進んでおり、今後もクラウド型の普及が進むと考えられます。

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【アンケート概要】

アンケート名:診療所向け電子カルテ、システム実態調査アンケート
調査期間:2022年12月14日~2023年1月31日
調査対象:m3.com会員で、2019年以降に診療所向け電子カルテ、
院内システムを導入し利用している医師(n=226)