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電子カルテ

2011/08/12   電子カルテと医療機器の関係

クリニックIT化特集 第2回 電子カルテと医療機器の関係

検査機器を中心に、さまざまな医療機器のIT化が進み、それらを連動させることで院内業務の飛躍的な効率化が期待できるようになりました。院内の各種医療機器を連動させる上での基盤となるのは、「電子カルテ」。
そこでシリーズ第2回は、「電子カルテを軸としたIT化の実際」をテーマに、すでに電子カルテを導入しているクリニックが、具体的にどのような医療機器を備え、連携させているのか、アンケートの結果をもとに、その実態を探ってみました。

電子カルテ導入済み医師の医療機器保有率

電子カルテ導入済み医師の医療機器保有率 保有率が高いのは「超音波診断機器」「心電計」「X線診断機器」

電子カルテを導入しているクリニックでは、どのような医療機器を保有しているのでしょうか。アンケート調査で筆頭に挙げられたのは、「超音波診断機器」「心電計」「X線診断機器」という3つの検査機器でした。
このほかにも検査機器では内視鏡、CR診断機器などが挙げられたほか、検査機器以外にも、PACS連携を行っているクリニックが42.4%と多く見られました。

電子カルテを軸に・・・そのメリット

各種検査機器を用いて行った検査結果のデータを、電子カルテを軸に一元管理することには、さまざまなメリットが期待できます。まず、スタッフ間の情報の共有がスムーズになり、院内作業の効率化が可能となること。また、患者さんに対しても、検査データを画像やグラフなどで画面上に表示して見せることで、よりわかりやすく説明ができるようになるということもあるでしょう。
最近では電子カルテと検査装置との連携機能が向上し、かつてはカルテ画面と検査データを示す画面が別々のモニターに表示されましたが、今では全て一つの画面上に表示できるものが主流になりました。

電子カルテ・医療システムのお申込はこちら 電子カルテ3メーカーと医療機器接続率

では、具体的な電子カルテメーカーとのネットワーク接続状況はどのようになっているのでしょうか。どの電子カルテメーカーとどの医療機器メーカーの製品の接続が可能なのか、などの傾向はあるのでしょうか。今回は3メーカーの電子カルテをピックアップし、その接続状況とメーカーについて調査してみました。

三洋電機(Medicom-HRⅡ) 医療機器接続率 三洋電機(Medicom-HRⅡ)
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BML(Medical Station CLINIC) 医療機器接続率 新製品QUALIS BML(Medical Station CLINIC)
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ユヤマ(ブレインボックスV2) 医療機器接続率 ユヤマ(ブレインボックスV2)
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導入にあたって気になるのは、医療機器とのマッチング

電子カルテ導入を機に院内のIT化を進めようとする場合、気になるのはすでに導入している医療機器とのマッチングがうまくいくかどうかです。たとえば検査データをカルテにリンクさせようと思えば、最も安心なのは、検査機器と電子カルテを同じメーカーで統一してしまうことでしょう。
とはいえ、電子カルテはその多くが、他社製品との連動も考慮された仕組みになっています。今回のアンケートでは、3メーカーの電子カルテにおいて、具体的にどのような機器との接続が行われているのかを調査しています。結果からは、電子カルテを他社製品と柔軟に連動させながら、クリニックのIT化が行われていることが見えてきました。

各メーカーの電子カルテが、さまざまな医療機器との連動に対応

導入実績で第1位の三洋電機「Medicom-HRⅡ」は、表示画面のレイアウトを使いやすい形に構築できる、多彩なカルテ表示パターンが特徴的。検査装置とのデータ連携システムについては、オプションで構築することができますが、今回のアンケート結果を見ると、X線診断機器をはじめさまざまな医療機器と連動させながら、活用されていることがわかります。
また、カルテ入力時にレセプトに自動反映される効率の良さが特徴のBML「Medical Station CLINIC」も、画像ファイリングをはじめさまざまな他社システムとの連動が可能で、実際に各種医療機器と接続して使われています。
今回のアンケートで医療機器との接続率が最も高かったのは、ユヤマ「ブレインボックスV2」。独自のキーパットによる簡単な入力方式が特徴の電子カルテで、導入しているクリニックの半数が、「心電計」「超音波診断機器」「X線診断機器」に接続していると回答していました。

電子カルテと医療機器 その連携の相性や特色は?

では先にご紹介した電子カルテと医療機器の連携に相性や特色があるのか、機器を選ぶ際に参考にする指標があるのかどうか、実際に電子カルテメーカー担当者に伺ってみました。

DICOMの統一規格で通信することから、特に相性の良し悪しはなし

モダリティとの接続は電子カルテ接続仕様を公開し、その仕様にモダリティベンダーが対応しているため、相性や特性はない

主だったモダリティプレイヤーとは間接的でも(PACS・CRを介して)ほぼ連携済み

直接接続する主なファイリングシステムメーカーとも概ね通信、もしくは一部業務提携

新たなファイリングメーカー、及び予約システムとの通信連携も対応可能

※詳細については各電子カルテメーカーへお問い合わせの上ご確認ください。

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【アンケート概要】

対象

開業後3年以上経過した後、クリニック内でIT技術
(電子カルテまたは画像ファイリングシステム)を導入した医師

調査方法

m3.com医師会員向けインターネット・アンケート

調査期間

2011年6月30日~7月1日

サンプル数

308件

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クリニックのIT化に際しての、具体的な医療機器の保有率、また電子カルテとの接続率は参考になりましたでしょうか。
次回は、今後導入する先生にお役立ていただける、IT化した際に想定外であったこと・困った点や今後のアドバイスなどについてご紹介していきます。