2011/02/11 2011年 購入医師による評価チャート
開業医へのアンケート調査をもとに、電子カルテ導入の実態についてお伝えしてきたこの企画。
シェアや満足度ランキング、選択の決め手など、実際に購入した先生からの生の情報をもとに、メーカー各社の電子カルテの持ち味、違いなどを詳しくみてきました。さらに電子カルテの用語解説、価格交渉術といった、導入に役立つ情報についてもご紹介してきました。
シリーズ最終回は、「いよいよ具体的に電子カルテ導入を検討しよう!」という先生へ、購入医師による電子カルテ評価チャートをご紹介。実際に導入した先生の自らの感想をもとに、電子カルテを8つの観点から評価していただきました。
アイネット・システムズ | シィ・エム・エス | 富士通 | ユニコン |
エヌ・ティ・ティ エムイー | セコム医療システム | プロ・フィールド | ユヤマ |
三洋電機 | ビー・エム・エル | メディカルアイ |
電子カルテ購入実態調査 | <調査概要> |
対象 : | 過去3年以内に電子カルテを購入した開業医 |
調査方法 : | m3.com医師会員向けインターネット・アンケート |
調査期間 : | 2010年10月 サンプル数 : 500件 |
電子カルテのスムーズな導入のために、デモンストレーションの活用を
紙カルテから電子カルテへの移行は、診療の仕組みそのものを見直す大転換です。力仕事ではありますが、その先には事務作業や診療の効率化、患者さんの待ち時間の短縮、あるいは地域連携のツールとしての活用など、さまざまなメリットが期待できます。
しかし、導入したもののシステムに不備が生じてうまく機能しないようでは本末転倒。電子カルテはあくまでクリニックにおける診療の核となるものですから、「どれも似たようなもの」と思うことなく、デモでさまざまな電子カルテの使用感を確認し、じっくりと検討して頂きたいものです。