電子カルテを購入した先生方は、多くの製品の中からどのような点を評価して、「その」一台に決めたのでしょうか。
m3.com開業・経営では、実際に電子カルテを購入した開業医を対象に、「購入価格」、「ユーザビリティ(操作性)」、
「セキュリティ(信頼性)」、「導入実績」、「拡張性(カスタマイズ性)」、「レセプトコンピュータとの接続・相性」、「サポート体制」、「営業対応」の8つの視点で調査を実施し、購入した製品の評価をしていただきました。
購入医師の評価項目をまとめたレーダーチャートと利用ユーザーのコメントを参考に、電子カルテを検討してみてください。
m3.com開業・経営では、複数の電子カルテメーカーに、一括資料請求ができます
会社名 五十音順

イージーカルテWeb2.0 |
グローバルソフトウェア |

小児科、アレルギー科
もみの木こどもクリニック 菊池 修 先生
今後も製品を改善し、より良くしていこうという会社の取り組み方が魅力的でした。
例えば、小児科特有な成長曲線のソフトや健診のテンプレート開発、予約システムのコンピュータとの連動、外注検査会社との検査データの連動、処方箋のQRコードの開発など、こちらが希望することを確実に実践し、より改善しようとしていただきました。
製品について
イージーカルテWeb2.0は、使いやすさを目指して作られた。ほとんどの操作をドラックアンドドロップによって行い、どの画面でも、操作方法が統一されている。さらに、診療に使うデータを、パネルに整理することで、使いやすさを実現。
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乳腺科、外科
加藤乳腺クリニック 加藤 誠 先生
電子カルテを選ぶ際には操作感だけでなく、画面のデザインもいろいろと比べましたが、ディアドクターのデザインは一日中使っていても疲れない、ほどほどの色使いがいいですね。
将来的に院内の医療機器全てがデジタル化されれば、ディアドクターに院内情報が集約されて更に診療業務の効率化と患者サービスの向上が図れると思います。
製品について
好評のレセコン「カルナート」に待望の連動型電子カルテの登場。ネットワーク経由で「カルナート」へ接続すればデータ移動もスムーズ、スピーディで、もっとも効率的なメディカルワークが実現できる。紙カルテのイメージでカンタン操作。誰にでも、すぐに使い慣れる操作性が好評。[詳細情報]
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小児科
花岡こどもクリニック 花岡 康彦 先生
当クリニックでは1999年10月の開業当初より、三洋電機の電子カルテを使用して10年目に入りました。過去カルテの参照も、定型文や処方セットを利用したペンタッチによる入力もとてもスムーズですし、レセプト機能がしっかりしているので信頼性は抜群です。また、紹介状や診断証明書の作成にも大変重宝しています。そして何よりもサポートサービスが徹底しているので、毎日の診療が安心です。
製品について
Medicom-HRは新規開業のクリニック向けの医事一体型電子カルテ。視認性・操作性に優れ、レセプト電算処理ソフト標準搭載でオンライン請求の対応も万全。[詳細情報]
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内科
222内科クリニック 渡部 一博 先生
3年前の開業時、レセコンをコストパフォーマンスの面などからORCA
に決定して、電子カルテの選定はそこからスタートしました。 ORCA
と一番相性の良い電子カルテは何かなど、操作性や私の希望する条
件をすべてクリアーしたのがDoctor's DeskⅡでした。
電子カルテは導入してそれで終わりではなく、そこからが始まりです。
サポートが悪ければ毎日の診療や受付・会計業務に支障を生じてし
まいます。CMS社は日常の小さな問題でも親切丁寧な対応でこれま
で一度も深刻な事態に陥ったり不満が募ったりすることなく、非常に
満足しています。
製品について
日医標準レセプトソフト「ORCA」と連動するシェアNo1の電子カルテ。「ORCA」との連動により、低価格を実現。見やすさ、操作性に優れ、CR・画像などPACSとの連動実績も多種多彩。全国各地に拠点を構え、サポート体制も万全。[詳細情報]
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脳神経外科・腰痛外来・放射線科・内科・神経内科
ナーブ・ケア・クリニック 石渡 祐介 先生
年々増加するカルテとMRIのフィルム管理の大変さから画像ファイリング機能が充実している電子カルテを導入しました。機種の決定は、要求仕様を満たすという5社のカルテを実際にスタッフ全員に使わせて2社に絞り、当院の診療スタイルに合わせてカスタマイズ出来る点と価格の面からSimCLINICⅡを選びました。電子カルテのメリットは、省スペース化、労働力の効率化と患者サービスの向上が挙げられます。省力化により新たにコンシェルジュを置くことができ患者さんに好評です。電子カルテの選択に当っては、ご自身の診療スタイルを明確にして、メーカーのデモに臨むことをお勧めします。
製品について
画像ファイリング機能を標準装備したレセコン融合型電子カルテシステム。診療所業務で要求されるの3つの機能を1つのシステムに統合し、省力化と患者様とのコミュニケーション時間の増加を実現。
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皮膚科
外山皮膚科 外山 望 先生
シェアが高く、より多くの診療所で活用されている電子カルテを中心に検討。結果、カルテの入力画面が見やすく、誰もが簡単に操作でき、さらにサポートも充実しているメディカルステーションの導入を決めました。通常2か月ほどかかる紙カルテからの移行作業は、約1か月で完了。インストラクターによる教育の他、パソコンに不慣れなスタッフへの講習会を実施したことで、電子カルテの活用もスムーズに軌道に乗せられました。現在は、音声入力システムを使い、よりスムーズな入力を実現して、診察の効率化を図っています。
製品について
診療所向け電子カルテと言えば、BMLの「メディカルステーション」。
全国約2,150(2007年12月末現在)の診療所で活用されている「稼働実績No.1の電子カルテ(月間『新医療』2006年9月号「電子カルテシステム稼働状況・診療所編」より)」。[詳細情報]
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産婦人科・皮膚科
愛和レディースクリニック 黒田 俊孝 先生
伝票やテンプレートを活用し、入力の省力化が図られたことで、診療に専念できるようにりました。処置、処方のDO入力はカルテ入力のスピードアップにつながり、診療の充実と、待ち時間の短縮に結びついています。アレルギー歴や禁止薬剤、RH不適合妊娠などの重要な注意事項を、患者情報に常に隣接して表示させる機能は、他社製品にはない特色であり、非常に役立っています。
製品について
『HOPE/EGMAIN-CX』は、豊富な電子カルテシステム構築経験で培った富士通のノウハウをもとに、大きく進化した新世代の電子カルテシステム。
診療記録の電子化を簡単に行えるだけでなく、患者様とのコミュニケーションや他の医療機関様との情報連携が可能。[詳細情報]
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Fクリニック
※「医歩ippo」の前衛であるKartex社製を導入
問診票テンプレート、採用薬リスト、セット登録、よく使う語句リストなどを充実させると、キーを叩かずに、マウスのみの操作でほとんどできるてしまいます。電子カルテは、私(医師)と看護士とそれぞれ手分けしながら同時に入力、閲覧できることで、導入前より診察に集中することができるようになりました。また、内視鏡、エコーの画像をカルテに添付できる機能も便利。
患者さんに関係する文書類も電子化して自動的に整理して集中管理できる機能があるので活用しています。
製品について
ネット型のため院内サーバの設置が不要、ブラウザのみでサービス利用が可能。医療情報システムの安全管理ガイドラインを遵守し、高度なセキュリティを実現。[詳細情報]
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m3.com開業・経営では、複数の電子カルテメーカーに、一括資料請求ができます

レーダーチャート概要
「とても評価した」×4+「やや評価した」×3+「あまり評価しなかった」×2+「評価しなかった」×1/購入ユーザー数:N
電子カルテ購入実態調査 |
対象 |
: |
過去3年以外に電子カルテを購入した開業医 |
<調査概要> |
調査方法 |
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m3.com医師会員向けネット・アンケート |
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調査期間 |
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2008年8月 |
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サンプル数 |
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573件 |
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