後継者探しのステップ② ~募集後の対応~
エムスリー医院継承支援サービスでは、国内最大級の医師会員プラットフォームを活用し、医院継承の専門コンサルタントが後継者探しを全面サポートいたします。
エムスリー医院継承での後継者探しのステップ(募集後の対応)は以下の通り。
1.提携仲介契約の締結・譲受希望医師とのご面談
(御会談/院内見学) 着手金発生
譲受希望医師とのご面談に進まれる場合は、当社と提携仲介契約の締結を行っていただきます。この提携仲介契約の締結をもって、初めて着手金が発生いたします。
なお、契約・着手金は初回のご面談前にのみ発生するものであり、2人目以降のご面談を行う場合に再度、契約・着手金が都度必要ということはございません。
譲受希望医師とのご面談は、「貴院の魅力を伝えること」「譲受希望医師が貴院の後継者にふさわしいかどうかご判断いただくこと」が主な目的となります。
2.基本合意書の締結
ご面談後、継承の意向を示した譲受希望医師のうちお一人を後継者候補として選び、基本合意書の締結を行っていただきます。
基本合意書は、交渉開始にあたって前提となる、「譲渡価格」や「譲渡時期」、その他諸条件を定める仮契約のようなものです。
基本合意書には、原則として法的拘束力はございませんが、「独占交渉権の付与」という重要な条項があり、その候補者お1人以外とは2,3か月の間面談・交渉が一切できなくなります。
3. 買収監査(デューデリジェンス・DD)
買収監査とは後継者候補が貴院に対して行う健康診断のようなものです。
後継者候補の判断・負担のもと、専門家に依頼をして、財務・会計・法務など様々な観点から調査を行います。
譲渡される先生には、顧問税理士をお繋ぎいただき、資料のご共有や質問へのご回答などご協力をいただくことになります。
4.最終契約書の締結
最終契約書とは、譲渡を決定づける法的拘束力のある契約書の総称になります。
最終契約書を後継者と締結すると、お互い医院継承を中止するということができなくなります。
なお後継者は原則、この最終契約書締結後に初めて現在の勤務先へ退職申出ができるようになるため、締結から実際の医院継承(院長・理事長交代)までは半年程度の期間を要することが多いです。
5.クロージング 成功報酬発生
クロージングとは、医院継承(院長・理事長交代)を完了する最終的な手続きのことです。
事業形態(医療法人か個人事業か)によっても手続きは変わってきますが、各所への届出や金銭の授受が主となります。
医院継承における全てのステップが無事完了したこの段階で、当社への成功報酬が発生いたします。